2016-12-12 07:00
社会
軍と武装勢力の抗争により、カトリック教会が破壊

聖フランシスコ・ザビエル・カトリック教会 教徒は中国に避難
シャン州で、ミャンマー軍と民族武装勢力との争いに巻き込まれ、カトリック教会が破壊された。破壊されたのは中国との国境地帯にあるMongkoe地区の、聖フランシスコ・ザビエル・カトリック教会。フランシスコ・ザビエルの祝いの日である12月3日午後、爆撃を受けた。
司祭や修道女、約1000名のカトリック教徒は朝、すでに中国側のキャンプに避難していたため、被害者はいなかった。
シャン州・Lashio地区の司教はこの事態を受け、
まだ詳細はわからないが、事情が明確になった後、シャン州当局や軍司令官に文書を出すつもりだ。(UCA Newsより)
と述べている。
シャン州北部同盟と軍の抗争激化
シャン州の武装民族である北部同盟と軍の抗争が激化し、多くの住民が中国に避難している。2000人は拘束され、およそ1万人が国境地域のManhaiに避難しているという。8月、国の平和実現のために21世紀パンロン会議が開催されたが、北部同盟は、軍が武装解除を要求したため、出席しなかった。
(画像はUCA Newsウェブサイトより)
外部リンク
UCA News
http://www.ucanews.com/
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