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2016-11-22 11:00

社会

ヤンゴン市の6歳の児童 ジカウイルスに感染か

ジカウイルス
10月末には、ミャンマー初となる感染者も
ミャンマーのメディアは、ミャンマー保健・スポーツ省が11月17日、ヤンゴン市ランマドー郡区に住む6歳の児童がジカウイルスに感染したと報じた。

児童が17日に検査を受けたところ、発熱と身体に赤い発疹が見られるなど、ジカウイルス特有の症状が見られたことから、児童はジカウイルスだと診断された。

なお、児童がジカウイルスに感染したかどうか、詳細な診断結果については、17日の時点では、18日か19日に判明する見通しと報じられた。

ミャンマーでは10月末、同国初のジカウイルス感染者が確認された。感染者はベトナム国籍の女性で妊娠していた。

そのため、同省は国民に対し、半年程度は避妊をするよう呼びかけたほか、ジカウイルスの感染が疑われる約50人に対し検査を実施した。なお、検査の結果、検査者らからジカウイルスは検出されなかった。

風邪やデング熱と症状が類似するジカウイルス
また、ヤンゴン地域公共保健部はジカウイルス拡大防止のため、地域の団体ともに蚊の駆除を実施している。しかしながら、同省によるとジカウイルス拡大防止のためには、蚊を駆除するよりも、蚊が繁殖する水場を取り除くことが最も有効との見解を示している。

ジカウイルスは、潜伏期間が2日から1週間程度で、発熱や頭痛、吐き気や発疹を伴うことから、風邪やデング熱と症状が似ているとされる。なお、ジカウイルスは性行為でも感染することがあるとされる。


外部リンク

MYANMAR TIMES
http://www.mmtimes.com/

Eleven Myanmar
http://www.elevenmyanmar.com/local/6673

REUTERS
http://www.reuters.com/

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