2016-07-08 21:00
社会
カチン州、モスク襲撃に関わった村人5名を逮捕

イスラム教コミュニティーへの暴力行為拡大を懸念
先週、カチン州のモスクで発生した火災について、警察当局は仏教徒の男性4名と女性1名を逮捕した。イスラム教徒への暴力行為の拡大が懸念されている。火災は7月1日の午後、HpakantタウンシップのKhin村で発生した。6月23日にはPegu郡のThuye Thamain村で、仏教徒によってモスクや墓地、住宅などが破壊されている。この2週間、周辺のイスラム教徒は暴動を恐れ、安全な場所に避難している状態だ。
警察や国の対応の遅れに不満も
この状況を受け、政府の対応を不満とする声があがっている。国の治安部隊は圧倒的に仏教勢力が強く、そのために暴動に対する調査や対策が遅れているのではという批判だ。バゴー村でもモスクを荒らす仏教徒が確認されているが、警察は行動を起こさなかった。イスラム教徒のリーダーは、
村では毎日のように私の前でモスクを破壊する人を見ることができる。(Myanmar Timesより)
と述べている。
村人は、今回5名が逮捕されたことについて評価している。警察は、事件に関わるすべての人を法的に罰することは非常に難しいとしている。
外部リンク
Myanmar Times
http://www.mmtimes.com/
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