ミャンマーニュース

6月2日、情報・ネットワーク・通信機器などを扱うミツイワ株式会社が、ミャンマー最大手のシステム開発会社ACE Data Systems Ltd.と合弁会社を設立することを発表した。

合弁会社「Mitsuiwa-ACE Engineering Ltd.」はヤンゴンに設立。ミャンマーのIT市場成長に対応する。

ミャンマーのIT企業では大規模なシステム構築や運用の経験が浅く、成長を続ける市場のニーズに追いついていないのが現状である。新政権発足により、今後の経済成長が一層期待される中、ITインフラ整備は急務である。

ミツイワでは合弁会社設立にあたり、過去3年間視察・調査を行った。その中でACEグループとの関係を深めていったという。

今後は同社のサーバーおよびネットワークシステムの構築、情報セキュリティ技術を生かし、現地での構築、運用、サポートを行っていく。また、日本人技術者の派遣や、ミャンマーでの人材育成、技術移転などの指導も進めていく。

ミツイワはシンガポールを拠点としたアジア地域向けに、デバイス事業を展開した実績がある。ITサービスについては初の海外展開となる。

外部リンク

ミツイワ株式会社
http://www.mitsuiwa.co.jp/