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2016-06-04 06:00

経済

ヤンゴン、夏に向けて電力供給の安定を目指す

電力供給
地下ケーブルの故障、数ヶ月以内にも連続的な停電発生のおそれ
ヤンゴン地方域知事のPhyo Min Thein氏は、夏に向けて同地域の電力供給サービスを改善していくことを発表した。

これは5月31日、ヤンゴンで開催された「ヤンゴン・エレクトリックパワー・コーポレーション」の記者会見での発言。国内外メディアに向けて、定期的に発生する停電対策など、電力供給サービスに関する政府の意向が発表された。

政府は停電の原因として地下ケーブルの脆弱性と修理の問題をあげている。大雨や高温によってケーブルが故障しているが、メンテナンスが十分ではない。政府は近い将来も停電が続くだろうと予測している。

知事は、
持続的、長期的な視点での修理が必要だ。長い時間を必要とするが修復作業を急がなければならない。(The IRRAWADDYより)

と述べている。

連立する高層ビルにより需要拡大 消費電力は国内の半分以上
ヤンゴン・エレクトリックパワー・コーポレーションによれば、ヤンゴンの消費電力はミャンマー全体の半分以上に相当する1150MW。知事は、「この需要を満たすことは難しい」と述べた。

また、「この需要は200件以上の高層ビルや500件以上のホテルなどの建築物によるものだ。今後数ヶ月は十分な電力供給をめぐって問題が起こり続けるだろう」としている。


外部リンク

The IRRAWADDY
http://www.irrawaddy.com/

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