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2017-10-21 05:15

社会

ミャンマーとバングラデシュ国境に最大15,000人の難民 立ち往生か

UNHCR
人道状況に懸念を示す 国境付近からの移動許可を待つ
難民問題の解決へ向けて活動するUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が、ミャンマーとバングラデシュの国境付近に最大15,000人の難民が立ち往生していると、17日のプレスリリースで発表した。

ミャンマーのラカイン州における暴力などから逃れるために、バングラデシュには、多くのロヒンギャ族難民が押し寄せている。17日にはAnjuman Para村にある水田地帯にしゃがみ込むなどして、国境付近からの移動許可を待つ多数の難民が確認された。UNHCRは、大変厳しい人道状況であると懸念を示している。

バングラデシュ赤十字などと協力 水や食糧を届ける
立ち往生する難民には、女性や年配者、子どもが含まれている。ミャンマーから険しく長い道のりを歩くなどして、バングラデシュにたどり着いており、脱水や空腹状態にある。

UNHCRは「バングラデシュ赤十字」や「アクション・アゲンスト・ハンガー」と協力し、立ち往生する難民にも水や食糧などを提供。また、国境なき医師団ともUNHCRの関連スタッフが連携し、治療をするため病気の特定なども行っている。

(画像はプレスリリースより)
(C) UNHCR/Roger Arnold


外部リンク

UNHCR プレスリリース
http://www.unhcr.org/

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