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2017-09-30 07:00

社会

国境なき医師団、寄付を募る 「ロヒンギャ難民緊急援助」を開設

国境なき医師団
国境なき医師団の日本会長が現地入り 支援を求める
医療・人道援助を行っている国際NGOである、国境なき医師団(以下、MSF)が、ミャンマーのロヒンギャ族に対して、医療援助活動を更に進めるため、寄付の募集を開始したと、28日のプレスリリースで発表した。

9月中旬に、コックスバザールのクトゥパロン及びバルカリに入り、現状を目の当たりにした、MSF日本会長の加藤寛幸医師。同医師に続き、近日中に看護師や助産師が現地入りする予定だとしているが、援助活動が全く追いついておらず、活動資金のための寄付を求めている。

きずの治療、産科医療、心理ケアなどを提供 新たな診療所も
MSFは、ミャンマーで当局と、ロヒンギャ族が衝突した8月25日以降、難民へきずの治療や産科医療、心理ケアなどを提供しており、衛生設備の供給や、生活必需品の配布も行ってきた。

難民が増え続けており、近日中にはスタッフを大幅増員し、キャンプ内に診療所や入院施設の新たな設置もする予定としている。MSFの活動資金が不足して、援助活動が止まらないように、「支援でできること」などを明示し、オンライン、電話、銀行振込の方法で寄付を募っている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

国境なき医師団のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/

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