• TOP
  • >
  • 経済
  • >
  • 日立産機システム、ミャンマー政府より配電用変圧器約5,400台を受注
2017-09-30 10:30

経済

日立産機システム、ミャンマー政府より配電用変圧器約5,400台を受注

日立産機システム
日立産機システムの現地法人日立SEM社が受注
株式会社日立産機システム(以下「日立産機」)は9月28日、同社のミャンマー現地法人であるHitachi Soe Electric & Machinery Co., Ltd.(以下「日立SEM社」)がミャンマー政府より、約5,400台の配電用変圧器を受注したことを発表した。

日立SEM社は2015年に10月に日立グループの出資により設立された現地法人で、電力・配電用変圧器などの設計をはじめ、製造や販売などを手がけている。

ミャンマーでは、経済発展に伴い急激に電力の需要が上昇しているため、電力インフラの整備は喫緊の課題だ。

ミャンマー政府によると、2016年時点で電化率はわずか37%で、この3分の1程度の電化率を2030年までに100%に引き上げることを目指しているという。

受注までの経緯
電化率引き上げの一環として、ミャンマー政府は2015年9月、世界銀行の融資を受け、ミャンマー全土に配電網を整備して全家庭への電力供給を実現する「Myanmar National Electrification Project :NEP」を計画。

そのNEPの機材に関する入札が初めて行われ、今回、日立SEM社の配電用変圧器の受注に至ったという。

受注元は、ミャンマーの電力・エネルギー省(Ministry of Electricity and Energy)。配電用変圧器の供給は2017年10月より開始される。

日立産機によると、この配電用変圧器の供給とともに、2020年までに同国の電化率を50%まで引き上げることを目指すという。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社日立産機システム
http://www.hitachi-ies.co.jp/

株式会社日立産機システムのプレスリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook