2017-10-04 20:00
社会
学習センターを増やしてロヒンギャ難民の教育をサポート

1300カ所の学習センター
2017年9月29日、ユニセフ(国連児童基金)は、ミャンマーからバングラデシュに逃れたロヒンギャの子供を対象に、1300カ所の学習センターの設置を計画していると発表した。学習センターでは、英語をはじめ、数学や国語、科学が学べるほか、芸術や歌などの授業も幅広く用意。また、心理社会的カウンセリングもあり、衛生習慣や生活に必要なスキルも学べる。
4歳から6歳までの子供は就学前教育、6歳から14歳までの子供は非公式基礎教育を受ける。3つの時間帯に1日を分けるシフト制を導入している学習センターでは、1回に35人が学べる。
学習センターは子供を対象に、学用品(本、ペン、色鉛筆、通学バッグなど)の支援も行っている。
1万5000人の子供が入学
コックス・バザールにある難民キャンプや仮設居住地では、ロヒンギャ難民が暮らしており、ここでユニセフは182カ所の学習センターを運営している。ユニセフが運営する学習センターには、1万5000人の子供が入学しており、今回の計画で学習センターの数は1500カ所に増える予定。来年は教育において、20万人の子供を支援する予定だ。
ロヒンギャ難民緊急募金
日本ユニセフ協会では、「ロヒンギャ難民緊急募金」を受け付けている。郵便局(ゆうちょ銀行)の場合、募金口座 振替口座(00190-5-31000)、口座名義は「公益財団法人日本ユニセフ協会」、通信欄に「ロヒンギャ」と明記(送金手数料は免除)。
公式ホームページ(http://www.unicef.or.jp/kinkyu/rohingya/)でも、募金を受け付けている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
公益財団法人日本ユニセフ協会 プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/
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