ミャンマーニュース

ミャンマー情報省とミャンマー印刷出版協会による、ミャンマー印刷業界フォーラム2017が、ヤンゴンのセドナホテルで開催された。これは、印刷業界の存続と発展を継続し、印刷会社へ現代の印刷技術を提供することを目的とするものである。

情報省のペ・ミエ大臣は、スピーチの中で、印刷会社のための機会と印刷技術が議論されるだろうと言及した。

そして、大臣は、「印刷機や印刷技術が変化し、電子メディアが登場したことにより、印刷メディア部門は消滅する恐れがある。それにも関わらず、研究者は印刷が消滅しないと指摘し、古い形で現れるよりも、様々な新しい形で現れ、発展を続けるだろう。」と語った。

印刷会社は、印刷業界の存続と発展のために革新的である必要があり、こうした理由から、今回のフォーラムが開催されたものである。

さらに大臣は、次のように述べた。

ミャンマーの印刷業界は、誰もが心配するような段階ではないが、世界的に、印刷業界は衰退していると考えられている。存続や発展のために議論や考えが行われ、発展の方法を議論しているミャンマーの印刷業界は、遅いというより早めの対応といえる。

従って、印刷業界は、新しい技術を得て成功を達成しながら、機会を認識して発展する方法を議論するべきである。大臣は、印刷技術と印刷業界の発展のためのフォーラムから、良い結果が生まれることを期待していると表明した。

フォーラムでは、Graphic ConsultグループのU Kyaw Thu氏、富士ゼロックスのオペレーションマネージャーであるTimothy J. Howard氏、Myo Kyun Tha社のマネージングディレクターであるU Thein Zan氏、ミャンマー印刷出版協会のU Kyaw Htay Min局長らが、「現代の印刷技術」、「印刷とデジタルによる印刷」、「グラフィックシステム」、「印刷業界の発展」などについて議論し、フォーラム参加者が問題について質問を行った。

その後、情報省の印刷出版部門、ミャンマー印刷出版協会、印刷ビジネスの専門家たちが、印刷ビジネスと、印刷・出版における技術開発に関するビジネスの発展の機会について話し合いが行われた。

ミャンマー印刷出版協会の会長であるU Min Han氏は、次のように語っている。

1990年に設立されたミャンマー印刷出版協会は、メンバー間の団結を促進し、国際的な開発の機会と雇用機会を増やし、加盟企業と政府との橋渡しをすることを目指している。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/1/10/2017/id-11632