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2017-09-24 05:00

社会

ユニセフ、ミャンマーのロヒンギャ族難民の子どもへ予防接種

ユニセフ
国境付近64か所で予防接種キャンペーン 約60%が子ども
公益財団法人日本ユニセフ協会(ユニセフ)と、世界保健機関(WHO)が、バングラデシュ保健省と協力し、国境付近で予防接種キャンペーンを実施していると、ユニセフが19日のプレスリリースで発表した。

8月25日以降、ミャンマーでの迫害などを受け、バングラデシュに越境してきたロヒンギャ族の数は41万人を超え、そのうち60%が子どもだとされている。15歳未満の子ども15万人を対象に、「はしか」や「風疹」、「ポリオ」の予防接種を、国境付近64か所で開始。17日より7日間かけて、全ての子どもが受けられるように、WHOが管理・モニターを行っていく。

ユニセフとWHO、支援を更に拡大へ 追加支援物資も輸送中
難民の数は毎日数千人単位で増加しており、ユニセフとWHOは保健・栄養の分野で、支援の幅を拡大する予定。妊娠した女性も多くいることから、分娩・新生児ケアユニットなどの改修、医師や看護師、技術者増員への支援も行う。また、病気の蔓延などを防ぐため衛生環境の改善にも努めていく。

ユニセフが、追加支援物資をコックス・バザールへ輸送中であると明らかにしており、WHOは国際調達による支援物資の到着を待っている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

公益財団法人日本ユニセフ協会のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/

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