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2017-09-23 14:00

社会

ナイジェリア大統領、ミャンマーのロヒンギャ迫害を非難

ナイジェリア
ボスニアとルワンダの虐殺と同じ
ナイジェリアのムハンマド・ブハリ大統領は、国連総会で、ミャンマーにおけるロヒンギャ民族の「民族浄化」について非難した。

ミャンマーのラカイン州の状況を、1995年にボスニア、1994年にルワンダで起こった虐殺と比較し、ブハリ大統領は、「国際社会はもはや黙って見ているわけにはいかない。」と宣言した。

そして、ラカイン州では42,000人以上の人々が迫害を逃れているが、民族とイスラム教の信仰に基づいて、ロヒンギャを対象とした「虐殺に対する国家支援プログラム」の承認を与えるべきだと主張し、次のように述べた。
「我々は、事務総長によってミャンマー政府を呼び出し、現在行われている民族浄化を停止し、追いやられたロヒンギャの人々を安全に故郷に戻すことを確実にするべきである。」(Times Liveより引用)

国連事務総長もミャンマー政府を批判
これに先立ち、アントニオ・グテーレス国連事務総長も、ミャンマーに軍事行動を中止するよう求めた。

ロヒンギャの110万人の人々は、ミャンマーで何年もの差別を受けてきており、多くの人々がこの国に住み続けているが、市民権は拒否されている。

ミャンマーの第2副大統領であるヘンリー・ヴァン・ティオ氏は、ノーベル賞受賞者で事実上のミャンマーの指導者であるアウンサンスーチー氏が今年の国連世界大会への出席を拒否した後、水曜日の会合で演説をする予定となっている。

(画像はTimes Liveより)


外部リンク

Times Live
https://www.timeslive.co.za/

Reuters
https://www.reuters.com/

HuffPost
http://www.huffingtonpost.com/

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