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2017-09-08 08:00

社会

武力衝突で被災した子供たちに対し、緊急支援が必要 ユニセフ発表

ユニセフ
武力衝突による避難者 その8割は女性と子供
日本ユニセフ協会は9月6日、ユニセフのアンソニー・レーク事務局長の声明を同協会のホームページに掲載した。

同事務局長の声明発表日は9月5日で、声明の内容は、ミャンマー西部・ラカイン州の子供たちが武力衝突で影響を受けていることだ。

8月25日、ラカイン州北部の警察拠点が武装勢力に襲撃されたことを契機として、国軍と武装勢力との間で武力衝突が発生した。武力衝突により、100人以上の死者が発生したほか、これまでにロヒンギャ難民約12万5000人がバングラデシュに避難した。

ユニセフによると、避難者の8割は女性と子供であるという。

ラカイン州の子供たちには支援が届いていない状況
また、バングラデシュへの避難者は増加の一途をたどっているものの、現在もラカイン州北部にとどまる子供たちは多く、支援と保護を必要としている状況だ。

ユニセフは、バングラデシュの難民の子供たちに対し、規模を拡大して支援を実施しているものの、ラカイン州北部の子供たちには支援を届けられない状況が続いている。

ユニセフは、武力衝突が原因でミャンマーおよびバングラデシュで困窮している子供たちに対し、緊急支援が必要と訴えている。

(画像は日本ユニセフ協会より)


外部リンク

日本ユニセフ協会(プレスリリース)
http://www.unicef.or.jp/news/2017/0183.html


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