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2017-09-08 11:00

経済

インド、ミャンマーにディーゼルの輸出を開始

ディーゼル
トライアル販売で30トンを納入
火曜日から3日間ミャンマーを訪問しているインドのナレンドラ・モディ首相は、インド内陸部の東北地方を開発するために、ミャンマーとの関係を拡大させたい考えを示した。

インドは、近隣諸国との貿易を強化するというモディ首相の公約に向けて、陸路経由でミャンマーへのディーゼル輸出を開始した。

インド政府の声明によれば、インド北東部の精製業者であるNumaligarh Refinery社(以下、NRL)が、ミャンマーのParami Energyグループに対し、トライアル販売として30トンのディーゼルを納入した。

NRLは、精製能力を1日当たり18万バレルに高めたいとしており、今回の納入の後に、Parami Energyグループとの業務提携の強化を検討しているという。同社は、既に、1,700トンのパラフィンワックスをミャンマーに輸出している。

燃料消費が増加するミャンマー
インドのダーメンドラ・プラダン石油相は、2月にミャンマーを訪問し、石油探査、精錬、製品小売りなどについての調査を行った。

国営のバーラト・ペトロリアム社の1部門であるNRLは、ミャンマーへの輸出と小売り販売を開始するパイプラインを作る可能性を探求していることを再確認した。

ミャンマーは現在、年間300トンのガソリンとガスオイルの消費量を満たすために、タイとシンガポールからの輸入に頼っており、NRLによれば、その2つの燃料の現地生産量は約70万トンとなっている。

フィッチグループの信用格付け機関であるBMI Researchによると、ミャンマーにおける消費者、インフラストラクチャー、自動車の所有者が増加するにつれて、精錬燃料の消費量は、今後10年間で毎年平均6%増加すると見込まれている。

(画像はmoney controlより)


外部リンク

money control
http://www.moneycontrol.com/

livemint
http://www.livemint.com/

Reuters
https://in.reuters.com/

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