• TOP
  • >
  • 社会
  • >
  • ロヒンギャ族20人の死亡が確認される 国境でボートが沈む
2017-09-04 05:00

社会

ロヒンギャ族20人の死亡が確認される 国境でボートが沈む

ロヒンギャ
ミャンマーから脱出を図る 子どもを含む20人が溺死
ミャンマー西部・ラカイン州の北部地域での襲撃事件によって、ロヒンギャ族が迫害を受けており、その多くがバングラデシュに避難しようとしている。そのような情勢の中、バングラデシュに逃れようとした、ロヒンギャ族のボートが沈み20人が犠牲になったと、8月31日より各メディアが報じている。

バングラデシュ国境警備隊のAriful Islam隊長によれば、ナフ川のバングラデシュに近い場所でボートが沈み、11人の子どもと9人の女性の遺体が、8月30日と8月31日に相次いで発見されたとしている。

約18,500人が避難 事件で少なくとも117人が犠牲に
ロヒンギャ族の武装勢力と、当局の衝突によって、少なくとも117人が犠牲になった。

8月25日から、約18,500人のロヒンギャ族がミャンマーからバングラデシュへ避難しており、その数は増え続ける見込み。また2国間の緩衝地帯には、30,000人近い難民が押し寄せているという情報もあり、全てのロヒンギャ族がバングラデシュを目指す可能性が出てきている。

バングラデシュ国境警備隊は、毎日のように銃声を聞き、煙も立ち上っているとして、非常に緊迫した情勢だとしている。

(画像はCNNより)


外部リンク

CNN
http://edition.cnn.com/

Xinhua News
http://news.xinhuanet.com/

Independent
http://www.independent.co.uk/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook