2017-08-01 21:00
経済
ミャンマー農業部門、輸出額が昨年度より減少

4月から7月、昨年比5000万ドル減
今年4月1日から7月14日までのミャンマー農産物輸出額は、9億5400万ドルだった。前年と比較して5000万ドル減少したことになる。前年度、農産物の輸出額は29億ドルで、一昨年前より3億1500万ドル増加していた。商務省によると、農産物輸出額が輸出総額の25%を占めていた。
しかし、ミャンマー農業部門への外国直接投資(FDI)は、全体の1%未満となっていた。投資・企業管理局の副所長によると、今年度のFDIは1521万ドルとみられている。
気象状況や病害などのリスク、外国投資が慎重な動き
ミャンマーでは、農業部門が非常に優位な状況にあるが、投資家は、恒常的な問題や突発的な気象変化、病害などのリスクから、投資に慎重な態度を示している。また、ミャンマーの農業生産物は、技術力不足や国内需要の低さから、低迷を続けている。コストの高さにより、東南アジア諸国との競争についても困難な状況だ。
輸出総額は増加、減少は農業部門のみ
今年度4月1日から7月14日、輸出総額は35億ドル。昨年度より4億7000万ドルの増加が見られた。7項目の輸出部門のうち、輸出額が減少したのは農業部門のみで、他の部門は増加している。(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/24/07/2017/id-11144
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