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2017-03-30 09:00

社会

日本品質の医療を提供!三菱商事がミャンマーで病院運営

三菱商事
現地医療機関とグループ企業との合弁により会社設立
三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)は3月28日、ミャンマーで2つの総合病院を運営するイー・シン・ホールディングス(以下「イー・シン」)と現地で幅広く事業を展開するキャピタル・ダイヤモンド・スター・グループ(以下「CDSG」)との合弁により、病院運営会社を設立することを発表した。

設立される合弁会社は三菱商事が30%、残りの70%をイー・シンとCDSGが出資する。また、2020年を目標にヤンゴン市内の「キャピタル・シティ地区」に総合病院を建設するという。

ミャンマーでは現在、多くの人が近隣国のタイやシンガポールなどで医療サービスを受けているが、新たに設立される総合病院は300床規模となる予定で、高度な医療の提供が可能となる。

なお、「キャピタル・シティ地区」はCDSGのグループ会社が総合開発を進めているエリアである。

3社の強みを活かして
三菱商事はこれまで、ヘルスケア事業の領域で医療機器・医療材料の流通・販売を手がけてきたが、病院事業を中長期的な成長分野の一つと捉え、さらなる経済成長が期待されるミャンマーで第1号となる病院建設に踏み切ったとみられる。

CDSGは現地ミャンマーで、食品関連、農業関連、小売、不動産開発、自動車輸入などの事業を幅広く展開。イー・シンはマンダレーで2つの総合病院を運営している。

今後は、CDSGの多角的な事業ネットワークとイー・シンの経験という両社の強みに、三菱商事主導で日本品質の医療サービスが加わることになるという。

成長し続けるミャンマーで、現地に即した安全で高品質な医療サービスが受けられるようになる日もそう遠くない。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

三菱商事株式会社
http://www.mitsubishicorp.com/

三菱商事株式会社のプレスリリース
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/

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