ミャンマーニュース

先月29日、ヤンゴン国際空港で起こったNLD（国民民主連盟）の弁護士、コ・ニー氏暗殺事件について、ヤンゴンの警察は新たな容疑者として軍関係者の名前を挙げた。

大統領オフィスが15日に発表した内容によると、事件関与の疑いを掛けられているのは2014年に退官した元中佐のAung Win Khine氏。Aung Win Khine氏は、事件の犯人として逮捕されたAung Zaw Winの兄で、事件当日、空港ターミナルに立っているところをカメラがとらえている。

犯人のAung Zaw Winを調べている警察によれば、コ・ニー氏暗殺の前に、彼は兄から1000万チャットを受け取り、暗殺後には更に1億チャットを受け取る約束があったとみられている。

警察は、Aung Win Khine氏が事件の前日、既に逮捕されているKyi Linに電話をかけていたことも発表した。Kyi Linは、コ・ニー氏を助けようとしたタクシー運転手を殺害している。

大統領オフィスは、警察と軍はAung Win Khine氏を捜索中だとしている。彼が今どこにいるのかは明らかにされていない。

（画像はCHANNEL NEWA ASIAより）

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