2017-11-18 11:00
政治
ヤンゴン大司教、ローマ教皇に「ロヒンギャ」使用控えるよう要請

軍や政府、国民にとってデリケートな言葉
11月27日から30日、ローマ教皇が、初めてミャンマーを訪問する。来訪を前にヤンゴンの大司教は、教皇に対して「極めて慎重な」姿勢で臨むよう求めた。ヤンゴンのチャールズ・ボー大司教は、ローマ教皇がミャンマー滞在中、「ロヒンギャ」という言葉を使わないよう求めている。大司教は、
「ロヒンギャ」という言葉はミャンマー軍や政府だけではなく、ミャンマー国民にとっても好ましくない。論議の元となる言葉だ。教皇には使用を控えるよう頼んだ。(bdnews24.comより)
と述べている。
滞在中は異教徒を含めた集会を予定
「ロヒンギャ」については、アウンサンスーチー氏も、外国人指導者に対して使用を避けるよう依頼している。カトリック教会もミャンマー滞在中の使用を控えるよう、教皇にすすめているという。しかし、人権団体は国際法の下、教皇自身のアイデンティティを維持することを望んでいるという。バチカンはこの件について、まだコメントを出していない。
教皇は滞在中、ヤンゴンで大規模な集会を行う予定だ。参加者は20万人を超えることが期待されている。教皇は仏教徒もイスラム教徒も、さまざまな信仰を持つ者の出席を歓迎しているという。
(画像はbdnews24.comより)
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