2017-11-16 10:00
文化
ラカイン州の遠隔地高等教育、学生数が増加

来年度予算で教室や学生寮を新設
ラカイン州で、高等教育機関の学生が増加している。高等教育省は来年度の予算に新しい教室や学生寮の設置を取り入れ、学生の増加に対応する。ラカイン州での高等教育は遠隔試験を通して行われている。シットウェ大学とTaunggote大学では、歴史、経済、ビジネスマネジメントが学べる。
4年制で、第3段階の学生がシットウェ大学には9525人、Taunggote大学には5488人在籍している。
学生の中にはイスラム教徒も存在し、ラカイン州北部の遠隔地から平和に学習を続けている。ラカイン州南部でも、ビジネススクールを拠点に講義が行われている。
今年度、大学に来ることができないイスラム教徒の学生には、遠隔地での試験も実施される。
イスラム教徒支援部署を設置 学習環境を整備
学習環境の現況を視察している、高等教育局のディレクターTein Win博士は、州政府がシットウェ大学の教授を支援し、すべての条件は利便性に優れている。学生と教師のためにバスが4台整備され、来年度には新しい教室、学生寮、事務局も導入される。
イスラム教徒の学生のさらなる利便性向上のため、補助的な部署も立ち上げた。(ミャンマー情報省より)
イスラム教徒の学生のさらなる利便性向上のため、補助的な部署も立ち上げた。(ミャンマー情報省より)
と述べている。
学生たちは高等教育機関で学ぶ機会を与えられたことに感謝を示している。卒業後、大学で講師を務め、後に続く学生に貢献したいと考えている者もある。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/13/11/2017/id-11981
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