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2017-11-04 11:00

文化

ユネスコ「生物圏保護区」に認定されたインドウギーイー湖で認証式

生物圏保護区
生態系の発展に役立つ
ミャンマー情報省によると、6月15日にユネスコの「生物圏保護区(Biosphere Reserve)」として認められた同国カチン州にあるインドウギーイー湖(Indawgyi Lake)で、認証式典が行われたという。

式典は同州モーニイン県(Mohnyin District)の歴史的建造物で行われ、オウン・ウイン(Ohn Win)資源・環境保護省大臣は、
「生物多様性が生態系の発展に役立つ」(プレスリリースより)
と喜びを述べている。

また、ドイツ生物圏保護区の代表は、国際パートナー組織について説明し、非営利団体であるファウナ&フローラ・ミャンマー(Fauna & Flora Myanmar)のマシュー・ウォルポール(Matthew Walpole)氏は、生物圏保護区について解説したという。

式典では、天然資源・野生生物保護部門とドイツ生物圏保護区の間でパートナーシップ契約、森林部門とファウナ&フローラ・ミャンマーとの間で了解覚書が締結された。

世界120カ国以上に669の「生物圏保護区」
ミャンマーで認定されている生物圏保護区は、インドウギーイー湖とインレー湖(Inlay Lake)だが、世界には120カ国以上669の「生物圏保護区」があり、生態系や生物多様性が保全されている。

生物多様性の破壊は、気候変動、水不足、自然災害、エネルギー不足など多くの問題を引き起こすため、世界各地で保護区が認定されているという。

これは、ユネスコの「人間と生物圏計画(MAB計画)」に基づいた国際的な指定保護区で、日本でも世界遺産である屋久島など数カ所が認定されている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/

ファウナ&フローラ
http://www.fauna-flora.org/

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