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2017-11-05 04:15

社会

ラカイン州での危機発生から3か月目に 今もなお難民が大流入が

難民
一部国境からおよそ3,000人が到着 6,800人が立ち往生も
8月25日にラカイン州で起きた危機から3か月目になるが、今もなおミャンマーから難民が大量に押し寄せていると、国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)が、11月3日のプレスリリースで発表した。

バングラデシュ国境警備隊によれば、1日の夜から2日の朝にかけて、およそ3,000人の難民がAnjuman Paraの国境を越えて到着したとしている。また、UNHCRはミャンマー国境付近で立ち往生していた6,800人が、Anjuman Paraに近いUNHCRトランジット・センターに到着したと明らかにした。

様々な団体・組織が支援活動を実施 健康診断後に難民の移動も
国境の沼地で座り込むなどし、行き場を失っていた難民に対してAction Against Hunger(飢餓に対するアクション)は食糧を、ユニセフは水を提供。国境なき医師団は、緊急を要する病気などになっていないか診察をした。

現在Kutupalongにあるトランジット・センターの近くには、大きなキャンプが増設されており、新しく到着した難民はこのトランジット・センターで、健康診断や食糧などが提供された後、そこへ移動させられている。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNHCR/Roger Arnold


外部リンク

UNHCR プレスリリース
http://www.unhcr.org/

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