2017-11-06 06:15
社会
UNHCR国際保護部門ボーカー・ターク氏がミャンマー訪問 難民について協議

難民への自由な人道支援や、帰還などを認めるよう求める
UNHCR国際保護部門主任ボーカー・ターク氏が、2日間ミャンマーを訪問し、ロヒンギャ族難民に関する協議などを行ったと、UNHCRが11月2日のプレスリリースで発表した。ボーカー・ターク氏は、ミャンマー国家顧問オフィスの大臣などと、難民問題解決に向けた協議のため首都ネピドーを訪問した。1日に2日間の訪問の最終日を迎え、ボーカー・ターク氏が協議の中で、「難民へ自由な人道支援が行える環境を構築する」や「安全に、そして尊厳を保ちミャンマーへの帰還を認める」ことなどを求めたと明らかにした。
ラカイン州の人々の安全確保も バングラデシュ訪問も予定
UNHCRは、ミャンマー滞在中にボーカー・ターク氏が、バングラデシュへ逃れた難民はもちろん、危機が発生したラカイン州における全てのコミュニティの安全を確保することや、保護などをするように、ミャンマー政府へ求め続けたことも明らかにしている。UNHCR国際保護部門はタイや、ロヒンギャ族の難民が大量に逃れたバングラデシュへの訪問も、来週の始まりごろから予定している。
(画像はプレスリリースより)
(C)UNHCR/Courtesy of Ministry for Social Welfare, Relief and Resettlement
外部リンク
UNHCR プレスリリース
http://www.unhcr.org/
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