ミャンマーニュース

3月11日に株式会社ジェーシービー（以降「ジェーシービー」）は、決済ネットワーク運営主体MPUと提携し、ミャンマーで初となるJCBカード発行することを発表した。今後は、2015年8月を目途にカード発行を開始する見込みである。

これはジェーシービーの海外業務を行う子会社である株式会社ジェーシービー・インターナショナル(以降、「JCB」)とミャンマーの中央銀行が主体となって設立したMyanmar Payment Union(以降「MPU」)と、両方のブランドのデビットカード「MPU-JCBカード」の発行について合意したことによるものである。

MPU-JCBカードは、ミャンマーのMPU加盟店や世界のJCB加盟店で利用が可能になる予定である。JCBは国際ブランドとして先行して市場に参入することによりシェア獲得を目指すとしている。

MPUは2011年に、政府系銀行や民間大手銀行等の計17行がメンバーとなり、ミャンマー政府主導で国内銀行における決済ネットワークの構築と海外カードのアクセプタンス環境構築等を目的に設立された。

JCBは1995年よりミャンマーでの加盟店網の開拓を開始し、MPUとは2013年7月に加盟店の開放に向けた契約を締結し、ミャンマー全域に加盟店網を拡充している。

外部リンク

株式会社ジェーシービー
http://www.jcbcorporate.com/news/seq_3768.html