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2015-03-13 14:00

社会

ミャンマー 2年間で新たに560か所の炭鉱を発見

ミャンマー炭鉱
今後も新炭鉱発見の見込み
ミャンマー国家エネルギー委員会は、2013年5月以降、新たに560か所の炭鉱が発見されたと発表した。ミャンマー鉱山省は、現在の同国の石炭埋蔵量は5億4000万トンであり、今後も、新たな炭鉱が発見されるとしており、それによって、さらに500万トンの増加を見込む。
自国にて天然資源を産出 特に天然ガスの産出が多い
ミャンマーの天然資源は、天然ガスの埋蔵量が5600億立方メートルで、世界40位前後となっており、世界的に見て比較的多いが、石油と石炭の埋蔵量は、世界的に見るとさほど多い量ではない。

しかし、いずれもミャンマー国内において産出が行われており、今年の2月には、三井石油開発がラカイン州沖合とタニンダーリ管区沖合の油田に設定された海上鉱区を落札した。

燃焼効率の低い亜炭を、発電に活用する研究進める
また、石炭はサガイン管区、マグウェー管区、タニンダーリ管区などの辺境地に埋蔵されていること、また、亜炭など、燃焼効率が低く、石炭化が十分に進んでいない種類の石炭が多いことから、これまで炭鉱の開発は進んでいなかった。

現在、亜炭が使用できる発電所はシャン州のティチット発電所のみであるが、亜炭の利用が可能となれば、発電の原料を国内から調達できるため、ヤンゴン管区やエーヤワディー管区などの石炭火力発電所において、亜炭から発電する方法について調査、研究が進められている。

(画像はニュースリリースより)


外部リンク

ELEVEN MYANMAR
http://www.elevenmyanmar.com/index.php

三井石油開発 ニュースリリース(2月6日付)
http://www.moeco.com/news/2015/02/

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