2015-10-16 17:00
社会
カヤ-州で地滑り発生 18人が死亡

40棟の住宅と教会が土砂に押し流される
ミャンマー東部に位置するカヤ-州のHpasaung郡区、Mawchi鉱山周辺で、11日午後2時頃、豪雨による地滑りが発生した。およそ40棟の住宅と教会が土砂に押し流され、2人の子供を含む18人が死亡、11人が行方不明となっている。なお、行方不明者の数は今後増えるものとみられている。住民らは、中学校や高校のほか、近隣の村の教会や病院に避難している。
カヤ-州政府は緊急の会合を開催し、地滑り被害に対する管理委員会を立ち上げた。
度重なる豪雨に、住民らは不安を募らせる
Mawchi鉱山は、かつてスズとタングステンの産出量が世界有数であったことで知られている。現地の鉱山会社は6月1日、雨期に地滑りが発生する可能性があると警告していたが、現地ではその警告に対する対策は特に実施していなかったという。ミャンマーでは、6月から8月にかけて各地で豪雨による洪水に見舞われた。同国では洪水被害による爪跡が残されているが、今月に入り、豪雨による地滑りが発生したことから、住民らは度重なる豪雨に不安を募らせている。
外部リンク
ELEVEN MYANMAR
http://www.elevenmyanmar.com/local/18-dead-11-missing
MYANMAR TIMES
http://www.mmtimes.com/index.php/national-news/16969
THE IRRAWADDY
http://www.irrawaddy.org/burma/at-least-8-dead
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