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2015-10-22 21:00

政治

ミャンマーとインド国境地域で夜間外出禁止令

夜間外出禁止令
マニプール州の国境3km圏内、今後6か月の夜間外出禁止
ミャンマーとインドの国境地域マニプール州で、夜間外出禁止令が発令された。

夜間外出禁止となったのは、国境沿い380kmの地域。マニプール州のUkhrul、Chandel、Churachandpurの各地区が対象となる。これらの地域では今後6か月間、国境から3km以内の地域で、17時から翌朝5時までの外出を禁止する。

夜間外出禁止令は、インド軍とアッサム州ライフル当局によるもの。禁止令が決まった後は、チェックポイントにアッサムライフル軍隊が配置された。国境沿いでの集会などを、夜を徹して厳格に取り締まる。

ミャンマーの全国停戦協定による影響を懸念
禁止令は、ミャンマー政府と少数民族武装勢力が停戦協定に合意したことによって発令された。インド側は、停戦合意の影響によって国境付近で何らかの行動が起こることを懸念し、地域住民の安全を守るために禁止令を実施した。

Chandelでは6月、18人の兵士が過激派などに殺害されている。現在、国境付近は厳戒態勢で、ヘリコプターによる上空からの監視も行われているという。

地域住民は、日中は平常通りに行動できる。外出禁止対象地域内で、やむを得ず移動する場合は、事前の申請許可が必要となる。

(画像・Northeast Todayより)


外部リンク

Northeast Today
http://www.northeasttoday.in

The Sangai Express
http://www.thesangaiexpress.com
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