ミャンマーニュース

3月20日、ヤンゴンにて「エル・ニーニョ現象とティンジャン祭り」をテーマとしたセミナーが開催された。講師は、ミャンマーの気象学者Tun Lwin博士である。ティンジャン祭りとは、4月中旬、ミャンマーの新年を迎える前に、身を清めるため、お互いに水を掛け合う祭りのことである。

同博士によると、エル・ニーニョ現象の影響により、ティンジャン祭りの期間中はヤンゴンで40度、ミャンマー中部では44度に達すると予測した。また、同博士は、紫外線が非常に強くなると予測した。

同博士は、ティンジャン祭りに参加する際は、長時間にわたって肌を露出しないようにすること、そして長袖を着用し、サングラスをかけるなど、紫外線対策を万全にするよう呼びかけた。

なお、同博士によると、午前11時から午後3時までは特に紫外線が強いことから、この時間帯は外出しないことが最適であるという。

また、同国では、昨年からのエル・ニーニョ現象の影響により水が不足しているが、同博士は、特に3月と4月は水不足が深刻になると警告した。

水不足は6月頃まで続くものと見られているが、同博士は、ティンジャン祭りの期間中に、ミャンマー北部を除き、低い確率ではあるものの、国内各地で雨が降るかもしれないと予測した。

外部リンク

mitvNEWS
http://www.myanmarinternationaltv.com/news/hot-thingyan

THE IRRAWADDY
http://www.irrawaddy.com/burma/spotlight-uv-dangers-ahead