2014-07-24 21:00
政治
バングラデシュのムハマド・ユヌス氏がアウンサンスーチー氏を訪問

ノーベル平和賞受賞の2人、初の会談
ムハマド・ユヌス氏がヤンゴンを訪問、ミャンマー民主主義の象徴であるアウンサンスーチー氏の自宅で平和について語り合った。ノーベル平和賞を受賞した2人が会談するのは初めてのことだ。(画像:Yunus Centreより)
ムハマド・ユヌス氏は、2006年、ノーベル平和賞を受賞した他、数々の国際的な賞を受賞している。バングラデシュのグラミン銀行創設者でもある。
アウンサンスーチー氏との会談では、失業者への融資、ヘルスケア、教育と職業訓練、再生可能エネルギーなど、バングラデシュの社会状況について語った。
アウンサンスーチー氏は、1997年、グラミン銀行に関わる失業者への融資プログラムを設立した経緯がある。現在では、国際NGOが運営し、70万人のクライアントを持つ大規模な組織となっている。
ユヌス氏は、バングラデシュへの支援について謝意を述べるとともに、両国の友好関係をより強化したいという意志を述べた。また、両国が抱える問題について、互いに協力する必要があると述べた。
スーチー氏、バングラデシュ訪問の意思表明
ユヌス氏は、アウンサンスーチー氏を通して、ミャンマーの南アジア地域協力連合(SAARC)への加入を勧めた。また、企業訪問などを目的に、バングラデシュへの招待も申し出ている。アウンサンスーチー氏は、早速、党の代表チームをバングラデシュへ訪問させる意思を伝えた。
外部リンク
Yunus Centre
http://www.muhammadyunus.org
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