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2014-07-25 19:00

社会

電気工事技術者養成を支援、職業訓練教室が開講

サクラ
「サクラ-インセイン テクニカルコース」開設
住友商事株式会社と株式会社きんでんは、AGTI(Association of Government Technical Institute)とミャンマーの電気工事技術者を養成する支援プログラムを実施する協定を昨年3月に提携した。AGTIはミャンマーの技術者養成学校であるGTI(Government Technical Institute)を支援している団体である。

そして、ヤンゴン市インセイン区にあるGTIインセイン・キャンパス内に職業訓練教室「サクラ-インセイン テクニカルコース」を開設し、7月23日に開講式を行った。同教室では「送配電工事コース」と「一般電気工事コース」の2つの講座が開設される。

(画像は住友商事 ニュースリリースより)

ミャンマーの課題
ミャンマーは民主化が進み、有望市場として世界中から注目を集める国となった。しかし、国の発展に必要な電力などのインフラ整備や熟練技能者不足などが課題になっている。

指導員の育成
同教室で指導員を務めるミャンマー人6名は、昨年10月から今年3月まできんでんの研修施設「きんでん学園」で専門教育を受けた。

開講式と第1期講座スタート
開講式にはAGTI会長をはじめ、ミン・スエ・ミャンマー・ヤンゴン地域首相、ミャンマー科学技術省副大臣など約200人が出席した。

第1期の講座は7月28日から始まり、きんでんの派遣指導員がサポートに入り来年3月27日に終了する予定である。そして、本年度中にミャンマー人指導員のみで対応できる体制を構築し、来年度からは派遣指導員のサポートなしに毎年講座を開く方針である。


外部リンク

住友商事 ニュースリリース
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=27950?prt
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