2014-07-08 18:00

プレスリリース/コラム

緊急の支援を必要としている西部ラカイン州の子どもたち

ユニセフ
住民たちの衝突
ミャンマー西部のラカイン州に住む住民たちの衝突によって、10万5000人以上の子どもたちが影響を受けている。このうち、7万8000人の子どもたちは環境の悪い農村部のキャンプで避難生活を送っている。

(画像はユニセフ ニュースノートより)

ミャンマーでのユニセフの活動について
ユニセフは1950年よりミャンマーで活動を開始し、政府と市民社会とパートナーシップを結びんでいる。そして現在、ユニセフが重点を置いて活動しているのは「子どもの死亡率の削減」、「教育へのアクセスと質の改善」、「暴力や虐待」、「搾取からの子どもの保護」である。

ラカイン州について
ラカイン州はミャンマーで最も貧しい州のひとつであり、2014年1~4月に急性栄養不良と診断された子どもの人数は9万6912人、2013年にポリオの予防接種を受けた子どもは30万人であった。

そして、保健施設で生まれる子どもは約10%で、3人にひとりの子どもは学校に通えていないのが現状である。

1年間の活動内容
この1年、ユニセフはラカイン州に住む子どもたちの栄養不良予防と栄養改善のために、数十万人に治療食や栄養サプリメントを提供してきた。

また、子どもたちの命を奪う肺炎、下痢、マラリアの感染拡大を防止するために水と衛生の支援活動も行ってきた。

ラカイン州に住む子どもたちは厳しい状況に置かれており、緊急の支援を必要としている。


外部リンク

ユニセフ ニュースノート
http://www.unicef.org/media/media_74002.html
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