2014-05-01 07:00

お知らせ/イベント

公開セミナー「ミャンマーの持続可能な成長に向けて」を終えて

国連開発計画
定員を大幅に上回る盛会となった
独立行政法人国連開発計画とJICAによる公開セミナー「ミャンマーの持続可能な成長に向けて」が、4月17日(木)にJICA市ヶ谷ビルで開催された。

(画像は国連開発計画 ニュースより)

法整備が急務
本セミナーでは国連開発計画のクルバノフ所長により基調講演が行われ、その中でクルバノフ所長は、軍事政権時代から続くミャンマー国民の司法関係者に対する不信や、司法関係者の質・法制度の弱体化が課題であると指摘し、ミャンマーが持続的に成長を続けるには法整備が急務であると述べた。

パネルディスカッション
本セミナーで行われたパネルディスカッションでは、各パネリストがミャンマーで実施している事業について話した。

法務省法務総合研究所は、外務省やJICAなどと連携して行っている途上国のガバナンス支援や、市場経済発展の基盤となる法令の整備とそれを確実に運用できるように支援していると話した。

そして、NPOブリッジ・エーシア・ジャパンの理事長は、学校建設、井戸掘りに必要な技術支援やガバナンス支援などの活動について説明し、「近年は若者の雇用が課題だと感じる」と語った。

相互発展の可能性
パネルディスカッションにはさまざまな質問にパネリストが答えた。その中で、クルバノフ所長はミャンマーへの日本の支援について高く評価し「ミャンマーの発展は、いずれ日本の発展にもつながる」と述べ、JICAの府川課長は今後のミャンマーの発展に期待する旨を述べた。


外部リンク

独立行政法人国連開発計画 ニュース
http://www.jica.go.jp/information/seminar/2014/20140424_01.html
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