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2014-05-01 22:00

学術

ミャンマーの学生がUSフェローシッププログラムに参加

フェローシッププログラム
NASAのイベントでUSAID長官と対話
タイにあるアジア工科大学院(以下AIT)に通うミャンマー人の学生Khi Seint Seint Ayeさんは、米国国際開発庁(以下USAID)と航空宇宙局(以下NASA)が提供するフェローシッププログラムに参加するためアメリカを訪れた。

また、Khi Seint Seint Ayeさんは、フェローシッププログラムの一環として、AITに通うタイ人の学生Jirawat Panpengさんとともに、ワシントンDCで行われたNASAのイベントに参加し、USAID長官と対話する機会を得た。

(画像はプレスリリースより)

東南アジアからは二人だけ
今回のフェローシッププログラムでは、世界各国から14人が選ばれ参加することができたが、東南アジアからの参加は、Khi Seint Seint AyeさんとJirawat Panpengさんだけであった。

インレー湖の環境を研究
Khi Seint Seint Ayeさんは、AITで環境工学とマネジメントを勉学中で、アドバイザーであるオレグ博士のもとで研究を行っている。

Khi Seint Seint Ayeさんは、ミャンマーのインレー湖の浮遊物が環境に及ぼす影響を調査。自然生態系の差し迫った環境の崩壊を防ぐための緩和を研究目的としている。

素晴らしい体験
Khi Seint Seint Ayeさんを含む14人が参加するフェローシッププログラムは2週間。

第1週目はUSAIDとNASAと共に活動。彼らのプログラムは、NASAのテレビで放送され、NASAの職員との対話を楽しむこともできたようだ。

第2週目には、アメリカ地理学会(Association of American Geographers)の会議に参加し、有意義な時間を過ごした。

このプログラムは、発展途上国からの科学的な次世代リーダーを作ることを目的としている。いつかKhi Seint Seint Ayeさんがリーダーとして活躍する日が来ることだろう。


外部リンク

アジア工科大学院(AIT)
http://www.ait.ac.th/

フェローシッププログラム
http://www.aag.org/galleries/mycoe-files/MyCOE2014

米国国際開発庁(USAID)のブログ
http://blog.usaid.gov/2014/04/international-students


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