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2014-12-10 03:00

経済

JICA「ヤンゴン市水道事業運営改善プロジェクト」の合意文書締結

JICA
経済発展に伴う上水道整備が急務
国際協力機構(JICA)は、11月25日に「ヤンゴン市水道事業運営改善プロジェクト」実施にかかわる合意文書(Record of Discussion:R/D)を、ヤンゴン市開発委員会(Yangon City Development Committee:YCDC)と締結した。



ヤンゴン市は今後急速な経済発展とともに産業や商業の活性化が期待され、2040年には人口が現在の2倍に増えることが予想される。

しかし、現在の吸水率はわずか37%程度。水質や無収水などを含めた計画的な上水道整備が急務となっている。

2013年、YCDCはJICAの支援を受けてヤンゴン市の「水ビジョン」を策定。上下水道整備計画はマスタープランとなっている。

ハード・ソフト両面を組み合わせた支援
このプロジェクトでは以下の3点に焦点を絞り、YCDCの水道事業運営能力向上を図り、ヤンゴン市における上水道サービスを改善することを目的としている。

1.水道事業経営能力
2.無収水管理能力
3.水質管理能力の強化
(ニュースリリースより抜粋)


YCDCの給水衛生局(Water and Sanitation Department)に専門家派遣や研修を実施する他、無収水管理や水質管理に必要な機材の供与が行われる。事業実施期間は5年間だ。

2012年よりヤンゴン市生活用水給水アドバイザーとして派遣しているJICA専門家によってYCDCへの技術移転を実施。ヤンゴン都市圏における水道サービスの向上を目指し、ハード・ソフト両面を組み合わせた支援が行われる。

(画像は国際協力機構(JICA)より)


外部リンク

国際協力機構(JICA)
http://www.jica.go.jp/

国際協力機構(JICA)のニュースリリース
http://www.jica.go.jp/myanmar/
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