2013-12-07 15:00
政治
テインセイン大統領、マニラでアキノ大統領と会談

軍事政権を強く否定するアキノ大統領も改革を評価
12月4日、テインセイン大統領が、親善訪問のためフィリピンに到着した。5日、大統領はマニラのベニグノ・アキノ3世大統領官邸を訪れ、歓迎を受けた。(画像:The Washington Postより)
アキノ大統領は、ASEANの中で、ミャンマーの軍事政権を最も強く批評している人物の1人であったが、近年の歴史的な改革を高く評価した。
会談後、アキノ大統領は、
政治犯の解放や外国投資の規制緩和、反政府勢力との対話実現などを通し、ミャンマーの歴史は新しいステージを迎えた。フィリピンは今後も積極的に政治改革、社会構築の支援を続けていく。(Daily Times より引用)
と述べている。
多方面にわたる支援を継続 査証無しの入国も
フィリピン政府は、人権、ジェンダー、起業などの問題について研修を行い、農業、漁業、エコツーリズム、再生可能エネルギーなどについて積極的な支援を提供していく意向だ。テインセイン大統領は、教育、人材育成、健康、経済についても、サポートを希望した。両大統領の会談によって、通常のパスポートを所持するフィリピン人の滞在を、査証無しで14日間まで許可することも決定した。両大統領はこの項目を含む6項目について同意したという。
テインセイン大統領は台風被害に遭った地域を視察した後、6日、ミャンマーに帰国する。
外部リンク
Daily Times
http://www.dailytimes.com.pk/
The Washington Post
http://www.washingtonpost.com/
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