ミャンマーニュース

テイン・セイン大統領は、この夏ロンドンを訪れた際、軍事政権時代に拘束されたすべての政治犯の年内解放を約束したが、その約束を守ろうとしている。

ミャンマー政府は15日、新たに69人の政治犯の釈放を発表した。EU外相キャサリン・アシュトン氏らを招いての、国際フォーラム開催中の発表だ。

釈放者のリストはまだ公開されていないが、複数の刑務所から釈放される予定で、ヤンゴン郊外のインセイン刑務所からは3人が釈放される見通しだ。

ここ数年、ミャンマー政府は、定期的に小さな単位のグループで仏僧、ジャーナリスト、弁護士などの政治犯の釈放を行ってきた。3年前には2000人以上獄中にいた反政府活動犯も、今では残り100人以下となっている。
Image:by Aidan（画像はイメージです）

今回と同様の釈放は、10月初旬、ブルネイで行われた東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳会議にテイン・セイン大統領が参加した際にも行われていた。

13日から15日まで開かれたEUとの国際フォーラムで、テイン・セイン大統領はキャサリン・アシュトン氏とともに、ミャンマーとEUの経済協力、また、ミャンマーの政治改革について、とくに2015年に予定されている大統領選へのアウンサン・スーチー氏の出馬の道を開くことなどを話し合った。

外部リンク

Le Monde
http://www.lemonde.fr/asie-pacifique/

RFI
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/

Le Nouvelliste
http://www.lenouvelliste.ch/fr/monde/