• TOP
  • >
  • 豊田通商、ミャンマーにてインフラ整備用車両を27台受注
2013-11-02 02:00

その他

豊田通商、ミャンマーにてインフラ整備用車両を27台受注

豊田通商
豊田通商の受注内容
トヨタグループの総合商社である豊田通商(本社:愛知県名古屋市及び東京都港区)は、日本政府のミャンマー連邦共和国向け無償資金供与案件(ODA)を受注し、9月初旬にミャンマー連邦共和国建設省との間で、ミャンマー・カレン州における道路建設機材整備計画にもとづく整備用車両の受注契約を締結しました。この受注契約は豊田通商にとって、ミャンマー民主化後はじめてのODAに関連する案件です。具体的には、豊田通商は日本政府と共同で、日野自動車のダンプトラックを中心に27台を受注し、2014年に納入する計画です。

カレン州における道路建設機材整備計画の背景
カレン州は、ミャンマーの南東部に位置し州都はパワンにあります。面積は約3万平方キロメートル、3県、7郡区に分かれ、1つの市、9の町、そして4092の集落があり、人口は約143万人です。タイ国境に沿った山岳地帯で、カレン族が多く住み、1949年以来続く紛争に伴い、国内避難民が増加。この国内避難民の帰還及び再定住がミャンマー政府及びカレン州政府の課題となっておりました。現在、カレン州ではチベットを原料とし中国雲南州を上流にもつサルウィン川に面しているパアン港からタイにつながるトンネルを建設中など、インフラ整備をすすめており、カレン州内での開発事業を行う上で必要となる道路整備が喫緊の課題となっておりました。
豊田通商は長年にわたりミャンマーにおけるビジネスに携わっていましたが、今回の案件は、カレン州のインフラ整備用に使用され、同州内の道路整備の促進を図り、この地域の開発促進を進めることにつながるものといえます。同社は今後も様々な形でミャンマーの産業活性化と発展に貢献する旨、述べています。


外部リンク

豊田通商
http://www.toyota-tsusho.com
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook