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2013-08-07 15:00

その他

ダウェイ経済特区の75年におよぶ開発計画を策定

ダウェイ
日本とタイとの共同開発事業
Global Timesによると、ミャンマーはダウェイ経済特区において、75年におよぶ開発計画を策定した。同地区は日本とタイとの戦略的なパートナーシップにもとづいて開発プロジェクトが進められている。環境的・社会的に有害なプロジェクトは同特区においては許可されておらず、このような制度はミャンマー国内では初めてという。
段階的に工場・企業を誘致
計画は5つの段階に区分されている。

最初の段階では、服飾や革製品、食品やゴム、農産物や家具などを扱う中小企業を特に優遇し、5年間で育成する。また、そのために2,500エーカーの土地を用意しているという。第2の段階では、製鉄や化学肥料、精錬や車両製造の工場を誘致する。2,000エーカーの土地が当てられる予定で、5年かけて実現する。

さらに第3の段階では、10年間かけて、プラスチックや化学、原油の精製工場を設立し、第4・第5の段階では、広告会社やマーケティングの会社を招いていく予定という。

同計画では他に、インフラ整備のプロジェクトとして、港湾の整備やミャンマーとタイを結ぶ高速道路、発電所やダム、また住宅整備も進められる予定。

30兆円をこえる壮大なプロジェクト
費用の総額は約300~400億アメリカドル(約30~40兆円)の見込み。このうち、第1段階では約9億7000万アメリカドル(約95億円)がかかるという。


外部リンク

Global Times - Myanmar unveils 75-year plan
http://www.globaltimes.cn/
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