ミャンマーニュース

イギリスの貿易投資総省は、ミャンマー政府と協力して、ミャンマーの金融サービス部門の発展をサポートするためのタスクフォースを設立した。
スタンダード・チャータード銀行とイギリス政府が同タスクフォースの座長を務め、ミャンマー政府高官と銀行の役員がメンバーを構成する。ミャンマー国内の産業を育成するための新しいタイプの金融制度や、産業部門ごとの規制枠組みに対するアドバイス、また人材育成も担うことで、改革を支援する。

貿易投資総省のステファン・グリーン大臣は「（タスクフォースが）実務的なサポートとアシスタンスを提供することで、さらに機能する金融サービス部門の実現に貢献するだろう」と話す。また、「（金融サービス部門は）この改革のプロセスの中で、さらに変容する可能性を秘めた部門であり、（同部門の）世界のリーダーであるイギリスが、ミャンマーにおいて重要な役割を果たせることを誇りに感じている」と付け加えた。

また、スタンダード・チャータード銀行のマイク・リーズ氏は「（同行が）アセアン地域において150年の歴史を有しており、この間、新興国の経済発展に重要な役割を果たしてきている」「（ミャンマー政府側の）金融サービス部門における知識と専門性を活用したいという強いニーズが明らかになっており、だからこそ今回のこのタスクフォースは刺激的な役割を果たすだろうと考えている」と話す。

最初の会合はロンドン市長がミャンマーを訪問する10月に予定されている。

外部リンク

イギリス政府 投資貿易総省（英語）
http://www.ukti.gov.uk/
スタンダード・チャータード銀行（英語）
http://www.standardchartered.com/