ミャンマーニュース

国連人権高等弁務官であるミシェル・バシュレット（Michelle Bachelet）氏は3月15日、国連人権評議会の第49回定例会議で報告書を発表し、国際社会は軍隊が体系的かつ広範囲にわたる人権侵害と虐待を行っているミャンマーでの暴力のスパイラルを食い止めるために、協調的かつ即時の措置を講じる必要があると明言した。

報告書によると、ミャンマー国軍と治安部隊は人命を著しく無視して超法規的殺人に従事しているという。

具体的には、人口密集地域を空爆と重火器で爆撃し、恣意的な逮捕を繰り返し、即座に民間人を射殺し、火刑に処し、人間の盾となった民間人を意図的に標的にしたと報告している。

バシュレット氏は軍事クーデターに反対するミャンマー国民の決意を引用し、危機を解決し、国際人権法の重大な違反の加害者に責任を負わせるために、できる限りのことをするよう国際社会に求めた。

国連人権弁務官事務所（OHCHR）によると、発表された報告書は昨年の軍事クーデター後に155人を超える犠牲者、目撃者、支持者へのインタビューに基づいており、衛星画像、検証済みのマルチメディアファイル、信頼できるオープンソース情報で裏付けられているという。

しかし同調査報告書は、軍事クーデター後にミャンマーの人々が受けた違反と虐待のほんの一部にすぎない。

バシュレット氏は、と述べている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

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OHCHRのプレスリリース
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