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2022-04-11 13:00

社会

ミャンマー中央銀行副総裁、ヤンゴンの自宅で銃撃を受け負傷

総裁銃撃
軍事政権の上級役人
ミャンマー中央銀行の副総裁であるタンタンシュエ(Than Than Shwe)氏が4月7日、同国最大都市ヤンゴンの自宅アパートで何者かに銃撃を受け、軍の医療施設に搬送された。

地元当局のThet Oo氏は、
「2人の男性が彼女のアパートに来て、3発の銃弾を発射した。私も銃声を聞いた」(AP NEWSより)
と状況を説明している。

ミャンマー情報省副大臣のゾーミントゥン(Zaw Min Tun)少将は銃撃が午前11時30分に起きたことを明らかにし、
「負傷し、軍病院で治療を受けている」(Radio Free Asiaより)
と述べた上で、
「彼女の状態は現時点では良好だ」(Radio Free Asiaより)
とつけ加えた。

タンタンシュエ氏は、2021年2月1日の軍事クーデターで国軍が民主的に選出された国民民主連盟(NLD)政府から権力を掌握した後、中央銀行の副総裁に就任。

中央銀行の高官によると、権力掌握以来、タンタンシュエ氏は最も上級の軍事政権の役人であると信じられており、同氏はNLDの下で銀行と金融システムのキャッシュフローを削減する努力を主導したことで知られているという。

YRMCが攻撃実行を明言
この事件は中央銀行が3日にミャンマーの地元住民が保有する外貨を1営業日以内に現地のチャット通貨に交換しなければならず、外貨を海外に送金する前に政府の承認が必要だと発表した後に起きている。

加害者の身元はまだ確認されていないが、ヤンゴン地域軍事司令部(YRMC)として知られる過激派グループは7日の声明で、「最新の標的としてタンタンシュエへの攻撃を成功裏に実行した」(Radio Free Asiaより)と発表したという。

YRMCはミャンマーの影の国民統一政府(NUG)への忠誠を誓い、9月にNUGが宣戦布告して以来、1,100回以上の攻撃を行ったと主張する反軍事組織である。

(画像はRadio Free Asiaより)


外部リンク

Deputy governor of Myanmar central bank shot by gunmen at her Yangon home
https://www.rfa.org/

Myanmar's Deputy Central Bank Governor Shot and Hospitalised -Media
https://www.usnews.com/

Gunmen shoot deputy governor of Myanmar Central Bank
https://apnews.com/

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