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2021-11-16 12:00

社会

シャンティがロックダウン中の難民キャンプに本と物資を運送

難民キャンプ
図書館などの教育施設が閉鎖、住民の移動も制限
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)が、ロックダウン中の難民キャンプに本と物資を届けたと、11月13日に発表している。

タムヒンキャンプで5月に、新型コロナウイルスの症例が見つかったことでロックダウンされた。NGO団体の立ち入りが禁止され、図書館などの教育施設も閉鎖。難民キャンプの住民も移動が制限されている。バンドンヤンキャンプでもロックダウンされ、訪問したり図書館活動ができなくなったりした。

そんな中、10月中旬にシャンティは、タイ当局から地方レベルでの調整会議を招集するとの連絡を受けたため、難民キャンプの図書館への物資を届ける許可を求めた。そしてタムヒンキャンプとバンドンヤンキャンプから許可を得て、セキュリティチェックポイントで物資を降ろし、キャンプスタッフに引き渡すことができた。

セキュリティチェックポイントでスタッフから状況を確認
バンドンヤンキャンプには10月18日に向かい、セキュリティチェックポイントで図書館スタッフなどに、難民キャンプの状況を確認。キャンプリーダーが運転するトラックに本と物資を積み込んで、今後も連絡を取り続けることを約束した。

10月19日にはタムヒンキャンプに向かい、図書館スタッフ2人、キャンプ教育部会事務所のメンバー、保育士、そしてキャンプリーダーと面会。図書館に配架する本や物資をキャンプのトラックに積み込んだあと、来年の図書館活動について話し合い、全員の理解が得られたとしている。

(画像はシャンティ ホームページより)


外部リンク

シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=42253

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