ミャンマーニュース

東南アジア諸国連合（ASEAN）は10月4日、オンライン形式で外相会談を実施し、ミャンマー軍事政権が平和への取り組みに対してASEAN特使と協力しないことに「失望」を示した。

インドネシアのルトノ・マルスディ外相は記者会見で、と語った上で、と付け加えている。

ASEANは8月、ミャンマーへ派遣する特使としてブルネイのエリワン・ユソフ第二外相を選出したが、同外相はミャンマー訪問の条件で未だ交渉を続けている状態だという。

ユソフ第二外相は9月、アウンサンスーチー氏を含むすべての政党および2月1日のクーデター以降に拘束された他の当局者への完全なアクセスを求めていることを明らかにしている。

しかし、4日のオンライン会談でミャンマー側はアウンサンスーチー氏へのアクセスを特使に与えることに対して、明らかに消極的だったという。

ミャンマーの軍事政権のトップであるミン・アウン・ライン国軍総司令官を10月後半に開かれる首脳会談から除外する提案がなされたかどうかは明らかにされていない。

しかし、マレーシアのサイフディン・アブドラ外相はミャンマーへの失望を表明するとともに、と警告している。

なお、米国、中国、国連を含む世界の大国は、ASEAN特使が軍事政権と抵抗勢力を巻き込んで危機を終わらせる外交努力を後押ししていた。

（画像はFRANCE24より）

外部リンク

ASEAN ministers disappointed at Myanmar junta's peace commitment
https://www.reuters.com/

ASEAN ‘disappointed’ with Myanmar military’s peace commitment
https://www.aljazeera.com/

Malaysia 'disappointed' with Myanmar over ASEAN envoy row
https://www.france24.com/