ミャンマーニュース

ミャンマー暫定軍事政権の外務省は10月22日、東南アジア諸国連合（ASEAN）外相が緊急会談で今月下旬に行われる首脳会談から「ミャンマー暫定軍事政権のトップを除外する」という決定をしたことに対して声明を発表して反発した。

ミャンマー暫定政権の外務省によると、ASEAN議長のブルネイ第二外相は18日にミャンマーの外相宛に書簡を、ブルネイ外務省は19日に外交文書の一つである口上書をミャンマー外務省に送り、「非政治的代表者」が第38回と第39回のASEAN首脳会談および関連首脳会談に招待されることをミャンマー側に通知したという。

ミャンマー暫定政権が反発したのは、このASEANの決定がASEAN憲章に反しているためだとし、と述べている。

ミャンマーの主張は、15日に行われた緊急外相会談ではミャンマー首脳を招くか招かないかのコンセンサスは得られておらず、ASEAN議長のブルネイが下した決定が議長の権限を越えたASEAN憲章に反するので遵守できないというものだ。

また、同緊急外相会談が規定の手続きに従わずに実施されたとし、これもASEAN憲章に反していると指摘している。

そして、との見解を示した。

（画像はミャンマー暫定政権外務省より）

外部リンク

ミャンマー暫定政権外務省
https://www.mofa.gov.mm/

ミャンマー暫定政権外務省のプレスリリース
https://www.mofa.gov.mm/press/