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2021-08-28 12:00

政治

ロシア、クーデター後にミャンマーとの軍事協力を強化

ロシア
二国間関係は新たなレベルに
ロシアのアレクサンドル・フォミン副国次官とミャンマーのマウン・マウン・エイ参謀総長が23日に会談した後、ロシア国防省は
「両国の国防省間の多面的な協力を着実に構築するという相互の決意を再確認した」(Tassより)
と述べた。

アレクサンドル・フォミン副国次官は会談で、軍事および軍事技術分野を含む両国間の関係をさらに強化し、発展させるつもりであるとの見解を示している。

ミャンマー軍事政権の報道官であるゾー・ミン・トゥン少将も
「ミャンマーとロシアの二国間関係は、2月のクーデター以来、新たなレベルに達した」(The Irrawaddyより)
と述べ、ロシアとの軍事協力の強化を認めた。

両国は国民民主連盟政権下でも良好な関係を維持していたが、クーデター後には関係がさらに深まり、ロシアはミャンマーの防空システムの中心的役割を果たしているという。

ロシアは契約通り「近距離対空防御システム」を輸出
ミャンマーのマウン・マウン・エイ参謀総長はロシアのモスクワで行われた国際軍事技術フォーラム「陸軍2021」に出席し、ロシアのアレクサンドル・フォミン副国次官と会談した。

マウン・マウン・エイ参謀総長は、ロシアがまだミャンマーに納入していない戦闘機やドローンを含むロシア製の近距離対空防御システム「パーンツィリ-S1(Pantsir-S1)」を視察する予定だという。

ミャンマーは1月、ロシアのセルゲイ・ショイグ上級大将がミャンマーを訪問した際、同システムの契約を締結しており、いくつかの武器はすでにミャンマーに到着しており、軍人の訓練が始まっているという。

なお、ロシアは契約通り、同システム「パーンツィリ-S1(Pantsir-S1)」をミャンマーへ輸出する予定である。

(画像はThe Irrawaddyより)


外部リンク

Myanmar’s Ties With Russia Deepening Since Coup: Military
https://www.irrawaddy.com/

Russia to develop military and military-technical cooperation with Myanmar
https://www.mizzima.com/

Russia to step up military cooperation with Myanmar — deputy defense minister
https://tass.com/

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