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2021-06-16 04:45

社会

シャンティがクーデターが発生したミャンマーの今を報告

クーデター
ヤンゴンでは5月から市内にて爆破事件が多発
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)が、クーデターが発生したミャンマーの今を、6月12日のシャンティブログで報告した。

ミャンマーでは2月に国軍によるクーデターが発生し、これまでに少なくとも800人以上が殺害、およそ4,400人が依然拘束されていると報告されている。しかし、シャンティは誰かが毎日亡くなっているという話を聞くと、実際に報じられている数字よりも多いのではないかと思っている。

また、ヤンゴンでは5月から市内にて爆破事件が多発しており、軍拠点が対象で自作自演との見方もあるほか、国軍の弾圧から市民を守る国民防衛隊若しくは、第三グループによるものかは実態が掴めていない。さらにヤンゴンでは軍や警察が道路沿いで監視などしていること以外は、街中の様子がクーデター前と変わらないとしている。

6月1日からは学校が再開も、出席率は1割から2割に
6月1日からは学校が再開されたものの、全国の出席率は1割から2割にとどまっているほか、校門にはセキュリティーの観点から兵士や警察が配備されている。

学校へ戻っていない教員も多くなっているが、こういった教員を軍は次々と解雇。その数は12万人以上にもなっていると言われている。

コロナ禍で1年近く学びが失われているほか、学校の現状による心理的影響も懸念されている。

(画像はシャンティ ホームページより)


外部リンク

シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=41115

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