2021-07-15 10:00
社会
ミャンマーの為にできること

ミャンマーの現在 -我々にはどのような対応が可能か-
2021年7月7日、国際基督教大学(ICU)は、6月4日に実施した講演会「ミャンマーの現在 -我々にはどのような対応が可能か- 」について紹介した。 オンラインで行われたこの講演会には、約100人の学生が集まった。
ミャンマー情勢の現状を解説
講師を務めた高松香奈上級准教授(メジャー:国際関係学、ジェンダー研究、政治学)は、ミャンマーに造詣が深い。「我々にはどのような対応が可能なのか」のテーマのもと、混迷するミャンマー情勢の現状を解説された。ミャンマーにおける民主化への動きと軍の弾圧の激化を理解するには、これまでの歴史を知る必要がある。軍政の歴史まで遡り、2011年の民政移管以降から、今年2月1日に起きたクーデターまでの経緯についての説明もあった。
ミャンマー国内の混乱に対する国際社会のリアクションは、軍による市民の弾圧への激しい非難や制裁のようなケースが多い。現在、市民レベルでの支援は難しいが、「非難や制裁だけにとらわれない支援が今後の鍵である」と高松香奈上級准教授は述べた。
(画像は国際基督教大学(ICU)のホームページより)
外部リンク
国際基督教大学(ICU)
https://www.icu.ac.jp/
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