2021-04-19 20:00
社会
シャンティがミャンマーの伝統文化について紹介
正装でありながらも普段着として愛用される「ロンジー」
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)が、ミャンマーの伝統文化について、4月16日のシャンティブログで紹介した。2月のクーデターの発生をきっかけに軍による武力行使が続くミャンマー。シャンティの活動も制限されているほか、クラウドエイドの生産者団体もスタッフが地方へ避難し、新商品の発送が停止するなど厳しい状況が続く。
そういった中、ミャンマーのことを考えるきっかけとして、シャンティが伝統文化を紹介した。民族衣装の「ロンジー」は正装でありながらも普段着として昔から愛用され、男性用は「パソー」、女性用は「タイメン」と呼ばれる。民族ごとに特有の模様があることも特徴の1つだ。
伝統技術「タティングレース」、女性の内職にも
ミャンマーの伝統技術の1つで、イギリス統治時代の19世紀から20世紀前半に伝わった「タティングレース」は、お祈り用のショールを編むため母から娘へ代々継承されてきた。水牛の角でできた「シャトル」という道具を使用して編むため、とても繊細な技法となっている。しかしながらその編み方に慣れると、手元を見ずに編めるようになるため、電力事情の悪いミャンマーでも女性の内職として浸透している。
(画像はシャンティ ホームページより)
外部リンク
シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=40794
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