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2021-04-27 00:00

社会

セーブ・ザ・チルドレン、ASEAN首脳会議を前にミャンマーの子どもを守るように要求

クーデター
AAPPのデータで少なくとも子ども50人の死亡を確認
セーブ・ザ・チルドレンが、4月24日にインドネシアで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で、ミャンマーの子どもの未来を守るように求めたと、4月23日に発表した。

ミャンマーでは2月1日からクーデターが起き、政治犯支援協会(AAPP)のデータによれば、738人が殺害され、そのうち50人が子どもであることが分かっている。また、少なくとも48人の子どもが拘束されている。

こういったことからセーブ・ザ・チルドレンは、ASEAN首脳会議を前に子どもが危険に晒されることなく、未来が守られるように訴えた。

国際社会の協力などを得て迅速な対応・支援を
今回のクーデターの影響によって数千人の難民が周辺国に逃れ、人道危機が急速に拡大することも考えられる。また、状況が悪化すれば、難民や国内避難民が増加し、新型コロナウイルスの感染拡大で、既に経済的な影響を受けている地域の資源を圧迫する可能性もある。

セーブ・ザ・チルドレンはASEANおよび周辺各国政府に対して、国際社会の協力などを得て迅速な対応・支援をする必要があると指摘。これ以上、子どもが死傷したり、未来が台無しにされたりするような攻撃を直ちに終わらせるように、ASEAN首脳が働きかけなければならないとしている。

(画像はセーブ・ザ・チルドレン ホームページより)


外部リンク

セーブ・ザ・チルドレン 提言・声明
https://www.savechildren.or.jp/

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