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2021-01-29 11:00

社会

ミャンマー石油・ガス・サービス協会の年次総会で電力・エネルギー省大臣が演説

電力・エネルギー省
パンデミックの影響後、業界の成長が続くと予想
1月24日、ミャンマー石油・ガス・サービス協会(MOGSS)がオンラインで年次総会を開催し、電力・エネルギー省の関係者、MOGSSの関係者、石油・天然ガス業界の企業の代表者が参加した。

開会式では、電力・エネルギー省のWin Khaing大臣がビデオメッセージを発表した。

Win Khaing大臣は、新型コロナウィルスの感染拡大で、今後、石油およびガス業界に予期しない変化が生じると言及し、MOGSSに「新しい日常」の状況に適応するために準備をするように求めた。

そして、石油およびガス業界は、今後も重要な役割を果たし、市場は成長し続けるだろうとの見解を示した。

また、大臣の説明によると、2021年から2022年にかけて、原油価格が再び徐々に上昇する可能性があり、世界的な供給と需要、および石油価格の変化が、ミャンマーのオフショアブロックプロジェクトに対する国際入札の誘致に影響を与える可能性がある。

パンデミックの影響については、天然ガスの価格は5%から10%低下し、下流の精製部門における製品価格は20%下落した。天然ガスとLNGは、気候変動と環境への影響によるエネルギー消費パターンの変化、および「新エネルギーミックス」における再生可能エネルギーの利用増加に関して、重要な役割を果たしている。

ミャンマーのエネルギーミックスは、水力発電が約40%、太陽光発電が約14%、国内産天然ガスが34%、LNGが11%であり、したがって、ミャンマーにおける再生可能エネルギーの消費量は54%、クリーンエネルギーの消費量は約45%となっている。

また、A-6、A-3、M-9、M-3オフショアプロジェクトなどの主要なプロジェクトへの投資は、石油業界において、より多くの雇用機会を提供してきた。将来的に、新しいオンショアとオフショアのパイプライン建設プロジェクトが実行され、その結果、ビジネス機会がさらに開かれる。

資金調達や技術研修、展示会開催を要請
そして、大臣は、すべての利害関係者に対し、将来のエネルギー転換への経路に沿って、電力部門の将来的動向を注視するように求めた。

さらに、MOGSSに対し、銀行と協力して必要な資金を調達するとともに、スタッフに技術研修を提供し、業界の発展に向けて、オンライン会議や展示会を開催するように要請した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi%3Aeng/news/2572

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